まず、説明しておかなければならないのがPBRとPERについて。
株取引を始める上で聞いたことがない単語がたくさん出てくるのではないでしょうか。その中でもPBR、PERという単語は基本となります。
PBRとは
株が割安かどうかを判断する指標となります。
つまり、PBRが低ければ低いほど株価が割安であると考えることができます。
計算方法ですが
株価÷1株あたりの株主資本(BPS)
となります。
すこし難しくなってきましたね。
たとえば株価が100円とします。BPSが50円であれば、PBRは2倍になります。
目安としてはPBRが1倍未満となれば割安とされています。
それでは100円の株が値段が下がったとして、50円まで下がったとします。
PBRはいくらでしょう??
答えはでましたね。
50÷50=1
株価が下がればPBRは下がるのが分かりますね。
先ほどの説明からいえば、PBRが1倍未満となれば割安であるから、PBR1となったこの会社の株価は割安であると考えられます。
例えばですが、PBRが1未満の会社が倒産したとします。
どうなるでしょうか?
なんと、株主が儲かることになります。
持ち株数に応じて株主資本を分配することになるので、株価に対して資本が多い場合は株主は徳することなるんです。
株価が25円
資本が50円としましょう。
25÷50=0.5 PBRは0.5
1円の株を持っていた人は2円の資本をもらえます。
つまりPBRが低い株価というのはその株の割安度合を考える指標になります。
それでは、次にPERについて説明してみます。
PERとは
PERもPBRと同じで会社の利益と株価の関係を表しています。
つまりPERが低ければ低いほど株価が割安と判断できます。
計算方法は
時価総額÷純利益
となります。
時価総額というのは(株価×発行している株式の数)
たとえばですが、時価総額が100円の会社があるとしましょう。
利益が10円だとします。PERはいくらでしょうか??
もう、計算できていますね。
100÷10=10
つまりPERは10となります。
もちろん、株価が下がればPERも下がりますし、上がればPERも上がります。
ちなみに株の中にはPERが100倍になっている会社もあります。これは成長力や将来性を期待して買われているためなのですが、あまりにPERが高すぎると、悪いニュースが流れた瞬間に暴落することも多々あるので注意が必要となります。
東証一部のPERが現在で13倍となっています。
つまり、PBRもPERもその会社の株を買う上での割安感を図る目安となるのです。
そこで、本日はいま現在の低位株(少ない資金でも投資可能な株価)の中でも、
低PER、低PBRの株を紹介してみようと思います。
いかがでしょうか。先ほどの説明から言えばどれも割安のように思えますね。
どの銘柄も5万円以下から投資可能な銘柄を選択しています。
投資資金の少ない方でも投資可能な金額ではないでしょうか。
少しでも投資を身近に感じてもらえるように選んだつもりであります。
皆さまの参考になれば幸いです。
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