まず、全固体電池について。
全固体電池というのは正極と負極の間に電解液がなく、一種のセパレーター(固体電解質)だけがある電池である。
まぁあまり、その辺は詳しく知る必要はないのですが、なぜここ最近話題となっているか。
固体電解質の研究は20年以上前からあったそうで、なかなか実現できなったのです。しかし最近になってその技術が発達し実現可能なレベルまできています。
全固体電池にすることで何がメリットなのか?
安全性が向上(電解液の液漏れや、揮発、発火の恐れがなくなる)
超急速充電が可能
エネルギー密度の大幅向上
自己放電の大幅低減
基盤などに表面実装できる
現在の課題としては?
EV向け高性能品は安全性に懸念がある
材料の組み合わせに問題が
量産技術の未確立
こういったことがあげられます。
しかしながらトヨタを中心として電気自動車を今後推進していく上で全固体電池は必ず必要な技術となっていくと思われます。
トヨタの発表では2020年代前半には全固体電池搭載のEV車を量産予定となっております。
そこで全固体電池関連の株をあげていきたいと思います。
東芝(既存電池メーカー)【6502】
パナソニック(既存電池メーカー)【6752】
FDK(既存電池メーカー、全固体電池を試作し、国際二次電池展で公開 今年の2018年12月までにサンプル出荷する)【6955】
三井金属(EV向け全固体電池の量産技術確立に向けパイロットプラントの大型化)【5706】
オハラ(酸化物系材料)【5218】
「日本電気硝子(酸化物系材料)【5214】
村田製作所(半導体関連、電子部品メーカー)【6981】
TDK(半導体関連、電子部品メーカー)【6762】
このあたりから拾っていけたらと思っています。
将来性を見越した投資をしていきたいですね。
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